ずるい?帰国子女は大学受験で有利なのか|ライバルにならない【3つの理由】

帰国子女

みなさん、こんにちはのまさんです。

これから大学を受けようと思っているみなさん、

あなたの周りに帰国子女がいたり、苦手な科目が英語な時、こんなことをふと思いませんか?

必死に大学受験をしようとしてる人

こちとら真剣に勉強して大学受験をしようとがんばっているのに、

帰国子女は英語の勉強をしなくても満点取れるからいいよね。

大学受験なんて楽勝だよね。本当にずるいしムカつくし羨ましいわ。

帰国子女は英語はとにかく出来るというイメージを持つかと思います。

英語さえ出来れば他の科目に集中できるし、大学受験なんて楽勝。

はい、私もそう思ってました。

私はアメリカに12年住んだことがある帰国子女です。

もちろん英語に対する自信はありました。

高校入学直前に帰国した私は、高校入学後にもちろん大学受験を目指すわけです。

帰国子女であれば英語ができるので「受験なんてちょちょいのちょいやで!」と考えていた私は大きく期待を裏切られます。

結論から言うと帰国子女が大学受験を受けるということは全くずるくありません。

なぜなら私は通常の大学受験は諦め、指定校推薦に逃げたからです。

帰国子女にとって日本の大学受験は思いの外有利ではなく、むしろ不利でした。

日本の小中高で勉強を学んでいた受験生が逆に羨ましいとすら思いました。

『帰国子女の受験は有利ではなく、むしろ他の受験生と比べると不利である』

その理由を見ていきましょう。

この記事を読むと分かること

✔️帰国子女が大学受験が有利だと思われている理由

✔️帰国子女が大学受験で有利でない理由

帰国子女は大学受験で有利でない理由

理由1:基本英語で満点は取れない

英語の試験内容はリスニング、リーディング、ライティングの3つで構成されていることがほとんどです。

帰国子女はリスニングとリーディングはめちゃくちゃ強いのは事実です。

実際に私は模試などで、リスニングとリーディングは基本的に失点することはほとんどありませんでした。

しかし、ライティングのセクションは他の受験生より少し良いくらいで留まることが多かったです。

帰国子女の弱点は英語の文法です。

海外で暮らしている時、文法を気にして英語を使用することがない帰国子女は、

いきなり高校で英語教育を受けた際に、中学校からしっかりと英文法を勉強している生徒たちに対して大幅な遅れをとっているのです。

私も実際、アメリカでは文法を気にして英語を使うことは皆無でした。

日本人でも同じことを言えると思います。

一体日本人口の何パーセントの人々が文法を気にしながら書物を読んだり、友人と会話したり、学校で学んだりするでしょうか?

友人に、『よ!元気!おはよう〜昨日のテレビ面白かったよねー。』と言われた時に

あっ。こいつ文法違うなぁ。正しくは「○○さん、おはようございます。本日もお元気でしょうか。昨晩のテレビは、とても面白かったですね。」だよ!なんて思いませんよね。

上記のように、日本の英語教育では実際の海外では学べ得ないことが試験科目にあるということです。

帰国子女にとって、英語のライティングは非常にやっかいなセクションとなっています。

本来『英語』という科目は帰国子女にとって武器だと考えていましたが、帰国子女にとって

文法が足枷となり、実際は他の受験生より少しできる程度で落ち着いてしまったのです。

最終的に私が英語で満点を取れることはありませんでした。

理由2:国語が難しい

帰国子女は海外で英語を学ぶ機会がある代償として、

日本の国語を学ぶ機会がほとんどありません。

日本の国語を学べる機会としては、週に一度土曜日に日本補習学校で少し教えてもらえる程度です。

帰国子女は毎日のように日本で国語を勉強している受験生と比べ、

帰国した時に大幅に遅れをとっているケースが多いです。

中学生の国語くらいまでであれば、漢字に少し遅れてを取っているくらいで済みます。

しかし、高校国語になってくると、古典や漢文なども科目に含まれているため、この遅れを巻き返そうと思うと相当な時間を費やす必要があるのです。

私は、帰国後この国語に苦しめられ、多くの時間を国語に費やすことになってしまいました。

理由3:その他科目でも苦しむ

○世界史・日本史・公民

帰国子女が唯一ついていけるのは世界史くらいです。

満遍なく色々な世界であった出来事をかいつまんで学ぶこの科目は、他の海外でも共通しています。

大きな世界のイベントについては海外でも学んでいるので、大きな遅れを取っていることは少ないのです。

ただし、日本語で学んでいないので、地味に歴史上の人物やイベント名を日本語で学び直す作業が大変だったことを覚えています。

日本史については帰国子女にとって壊滅的です。

小学校、中学校から何年もかけて学ぶこの科目は帰国子女を大きく悩ませます。

私はもうこの科目については諦め、世界史と公民に全ツッパしました。

そのため、いまだに私は徳川家康が何をした人か知りません。

公民についても日本での内容ばかりなので、基本的にはすべて学び直さないといけません。

遅れをとっている場合、短期間で暗記をしないといけないため、帰国子女にとって負担がかかる科目であります。

世界史の次に、公民(現代社会と倫理)は特に時間をかけて勉強しました。

数学・生物・化学

これらの科目については、そこまで辛くはありませんでした。

数学については、基本的な公式は世界共通であり、海外でも日本とほぼ同じスピードで勉強をします。

私が唯一この科目で苦しんだのは、応用問題です。

海外では日本ほど難しい応用問題を解かないのです。

さまざまな公式を駆使して、応用問題を解いていくという出題形式に慣れず、苦労しました。

ただし、国語などとは違い、基礎はアメリカで学んでいたため、勉強時間は日本の学生とあまり変わらなかったと思います。

生物・化学

生物・化学についても海外と学ぶ内容はほとんど変わりませんでした。

唯一面倒なのは、世界史と同じくこれを英語で学んでいるため、日本語で学び直さないといけないところでした。

こちらも日本の生徒と比べて少し、時間を費やすくらいで済みました。

まとめ:受験科目をならせば帰国子女は普通の人になる

いかがだったでしょうか。

帰国子女が他より英語ができるのは間違いないのですが、文法で苦しむため英語を満点取ることは難しいです。

何より他の科目(特に国語と社会)で相当な時間を費やさないといけないため、実はこれらの科目を英語とならしてしまえば、他の受験生と労力はあまり変わらないと思います。

帰国子女が大学受験を受けるということは全くずるくありません。』という始めのの提言にご納得頂けたのではないでしょうか。

本日は最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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