【必読】メーカー営業がつまらない人へ|もうこの仕事やめるべき?

社会人
悩む人
悩む人

はぁー。メーカーの営業って思った以上に地味。

毎日同じ客先に行っては、見積もりを作ってのルーティンに飽きちゃった。

客に価格を叩かれてばっかだしメーカーってつまらない。

いっそ辞めちゃって別の仕事に転職しちゃおうかな。

のまさん
のまさん

こんにちは、のまさんです。

その転職、ちょっとだけ待ってください。

「メーカーの営業がつまらないから。」という安易な理由だけで仕事をやめてはいけない人がいます。

この記事ではメーカーの営業がつまらない理由とメーカーの営業をやめるべき人とやめるべきではない人をわかりやすく解説していますので、この記事を読んでから判断しましょう。

つまらない&前向きな理由があれば辞めてもOK

結論からお伝えすると、メーカー営業をすぐやめてもいい人は、やめたい理由が「メーカー営業がつまらない」以外前向きな理由がある人です。
「新しい仕事に挑戦をしたい人」「今よりキツくても年収を上げたい人」などが例に挙げられます。
このような人は転職に成功する確率が高いです。

逆にやめるべきでない人は、やめたい理由が「ただ単につまらないから」「つまらない」以外にもネガティブな理由がある人です。
このような人は次の転職のビジョンが全くないことが多く、転職に失敗しやすい傾向にあります。

メーカー営業がつまらない理由

まずはメーカーの営業がつまらない理由を洗い出してみましょう。

一般的にメーカー営業がつまらないと言われている理由は下記の通りです。

メーカー営業がつまらないと感じる4つの理由
①事務作業
②ルート営業
③給料
④営業の実感
この理由は私が実際に長年メーカーに勤務している時に感じた理由です。
それぞれ見ていきましょう。

メーカー営業がつまらない理由①|事務作業

どこの企業でも事務作業はありますが、メーカー営業も事務作業は切り離すことはできません。

むしろメーカー営業は他の業種の営業マンと比較して事務作業が多いと言われています。

単調な作業が多い

メーカー営業マンは、毎日と言っていいほど、さまざまな担当客先から注文があります。

注文が来る前の見積書や、注文後の製品の値付け、値引処理、違算処理と言った事務作業は基本的に営業マンの仕事であることが多いです。

毎日同じような処理をしなくてはいけないので、純粋に営業だけをしたい人にはつまらないと感じることがあります。

時間がかかる事務作業もある

メーカーは商品を作って売ることを生業としています。

そのため、生業に欠かせない商品にクレームが来ると、理不尽なクレーム出ない限り、大問題と捉える企業が多いです。

クレーム対応はもちろん、クレームに対する見解書やクレーム報告書を作成するのは基本的にクレームを食らった営業マンです。

見解書はメーカーとしての正式な見解とみなされますし、上司や工場には正確なクレーム報告をあげる必要性があるため、このような書類はとにかく時間がかかります。

書類作成が苦手な人はこの作業をつまらないと感じるでしょう。

私も実際にクレームの見解書が立て続けに発生した際に、「僕は一体何をしているのだろう?これは果たして営業の仕事なのか?」と思うことが幾度がありました。

メーカー営業がつまらない理由②|ルート営業

特に国内メーカーは昔から長く続いている企業が多いため、新規顧客よりも昔からの既存顧客を重視する企業が多いです。

そのため、メーカー営業は新規開拓よりも、ルート営業を主体とする企業が大半です。

このルート営業につまらなさを感じる営業マンは少なくありません。

客先が同じなので刺激がない

良くも悪くもずっと同じ客先を担当しているため、日々の営業に刺激がないケースが多いです。

客先に出向いては立ち話を少しして、また他の客先へ・・・。

こんな営業を繰り返しているうちにだんたんと刺激のない日々がつまらなく感じてしまいます。

ソリューション営業ではなく御用聞きになる

ルート営業はソリューション営業とは対極にあります。

顧客のニーズを掘り下げ、製品で顧客の問題を解決!

なんてことはルート営業ではほぼ起こりえません。

今まで続いてきた取引がなくなると評価が下がるルート営業では、顧客の機嫌を損ねてしまうとヤバいですよね。

そのため、顧客に嫌われまいと、知らずのうちに営業ではなく、御用聞きになってしまうケースがあります。

顧客の無茶な値下げ要望や、無茶な製造要望に頑張って応じる度に、だんだんと心が疲弊してしまい、つまらないと感じてしまうことがあります。

メーカー営業がつまらない理由③|給料

メーカー営業はどれだけ頑張っても給料が劇的に上がることはありません。

そのため、頑張っているのに評価を適正な評価をしてもらえていない気持ちになり、つまらないと感じてしまうことがあります。

年功序列

メーカーは古い体質が未だに残っていることが多く、そうした会社は年功序列のケースがほとんどです。

基本的には年功序列制度が採用されている企業では下克上はありえません。

仕事もほとんどせずにヘラヘラとしている50代の人間が自分より何倍もの給料をもらっていると、毎日神経をすり減らして働いている自分がバカらしく感じたり、それが面白くないと感じることが多いです。

固定給

メーカーの給料体系は年俸制ではなく、固定給のことがほとんどです。

良くも悪くも固定給なので、どれだけ自分の売上が良くとも給料は一定です。

そのため仕事にメリハリを感じなくなり、同時につまらないと感じてしまいます。

メーカー営業がつまらない理由④|営業の実感がない

メーカー営業は直接エンドユーザーに関わることが少ないです。

そのため、商品を売っている!という営業の実感が徐々になくなりつまらなく感じてしまいます。

販売先は卸業者が主体

メーカーはBtoCではなく、BtoBが主体のことが多いので、販売先は卸業者が基本となります。

営業が「いい仕事をした!」と感じるときは、販売した商品を実際に使用している人を見たときです。

しかし、そんなエンドユーザーを見ることはなく、卸売業者に商品を納品したらメーカー営業は終了となるケースがほとんどです。

メーカー営業の醍醐味や実感が少ないので、つまらないと感じることは多いでしょう。

すぐやめるべきでない人

私は以前にこんなツイートをしています。

確かにメーカーの営業はつまらないと感じることはありますが、どの企業で働いていてもつまらないと感じることはあるでしょう。

中には「メーカー営業がつまらないこと」を言い訳にして、今の嫌なことから逃げることを正当化しているだけの人もいます。

転職で成功をしたい人は前向きな目的での転職でない限り、それが叶う確率は低いです。

まずは自分が本当にメーカー営業がつまらないからやめたいと感じているかどうかをチェックしていきましょう。

こんな人は今メーカー営業をやめるべきひとではありません。

①メーカー営業がつまらない以外にやめたい理由がある人
②メーカー営業が「つまらない理由の逆のこと」をするのも嫌な人
それぞれ見ていきましょう。
 

「つまらない理由以外」にやめたい理由がある人

仕事がつまらないことを理由に、今アナタが本当に嫌と感じていることから逃げることを正当化しようとしているなら、やめることはオススメできません。

たとえ今の会社を「つまらないから」という理由で転職をしたとしても、次の会社で嫌なことが起きた時にまた同じ理由でやめようとするからです。

逃げ癖がついて、何度も会社をやめてしまうとキャリアアップどころではありません。

嫌なことは飲み会やゴルフが多くて嫌だ、職場や客先で嫌いな人がいる、営業がそもそも向いていない、正当な評価がされていない気がする。など人それぞれです。

これらのような理由があるのであれば、今の会社にいながら解決をしてみましょう。

一度やめる決意をする前に客先の担当を変えてもらったり、部署移動や支社移動をお願いしてみるというのもひとつの手です。

ちなみに正当な評価がされていないと感じている人は、自分がやるべきことをしっかりとやっているかを一度見つめ直してみましょう。

サボっているにも関わらず、人のせいにしてしまっている人が中にはいます。

「つまらない理由の逆のこと」をするのも嫌な人

仕事をいまやめるべきでないもう1パターンの人は、今の仕事でつまらないことの逆もしたくない人です。

例えば今のメーカー営業でつまらないと思うことが「ルート営業」だとしましょう。

ルート営業の逆の新規営業をすることをイメージしてください。

新規営業はルート営業と違い、飛び込み営業や毎日のアポイント電話をする数は尋常ではありません。

門前払いも当たり前のようにされます。これが毎日繰り返されます。

「いやだ」と感じた人は、どんな仕事をしても「いやだ、つまらない」と感じる人ですので、今の仕事をすぐやめるべきではありません。

メーカー営業をやめるべきでない人は、「つまらない」という理由で現状から逃げようとしている人。
そんな人はどこに行っても満足をすることもないし、キャリアアップもできない。

やめることを検討してもいい人

逆に今のメーカー営業をやめることを考えて良い人はこのような人です。

①年収UPを目指したい人
②別の業種や営業以外のチャレンジをしてみたい人

ただ単に仕事がつまらないからという理由だけでは良い転職先には出会えません。

これら両方の理由には、チャレンジをしてみたいという前向きな目的があります。

しっかりとした目的をひとつでも持っていると、転職のターゲットが絞りやすく良い企業と出会える可能性も上がります。

ちなみに年収に関しては転職をしなくても叶えることができる可能性はあります。

たとえば、貯金や資産を増やしたいがためだけの理由で、年収を上げたいと考えてるのであれば、貯金自体は今の年収でも始めることを理解しましょう。

私は下記の記事の実践をしたことで、少ない給料でも貯金をすることができました。

また、比較的メーカー営業はゆったりしているので、副業の時間が作りやすいです。

単純に年収を増やすなら、副業を始めて月数万円の副収入を試るという手があることを忘れないでください。

年収を上げる以上に特別なやめる理由がないのであればですが。

まとめ|メーカー営業を「つまらない」という理由だけでやめるな

いかがでしたか?

メーカー営業がつまらないだけであったり、嫌なことから逃げたいがために仕事を変えようと思うのは危険です。

転職の失敗の恐れがあるので、今の状況を冷静に見つめ直してみましょう。

逆に今の仕事がつまらないことに付け加えて、新しいチャレンジをしたいからというプラスな目的がある人は、転職活動をしてみても良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました