輸入せどり販売を副業ビジネスとして始める準備(資金編)

お金・副業

みなさんこんにちは、のまさんです。

前回は輸入せどり販売が副業としてオススメであることをお伝えしました。

まだお読みでない方はリンクより是非お読み下さいね。

さて今回は輸入せどり販売の資金編です。

みなさん副業を始めるにあたっての資金はありますか?

おそらくほとんどの方が「あまりない」と答えるかと思います。

中には「まったくありません」と答える方も多いかと思います。

私もその中の一人でした。

そもそもお金に余裕があれば副業をしたいと思いませんよね。笑

では実際にいくらあれば輸入せどり販売を副業ビジネスとして始められるのかを見ていきましょう。

せどりは初期費用がほとんどかからないって本当?

せどりは他のビジネスと比べて、「初期費用がほとんどかからない」で有名なビジネスモデルとして知られています。

実際に私も少ない資金で開始をしたのですが、中には「資金0円で始められる」などのキャッチフレーズで、せどりビジネスの開始を勧める少々誇張気味なブログが散見されます。

資金がない方こそ、こうした甘い謳い文句にそそのかされてしまい、勢いだけでせどりを始めてしまい、大損をしてしまうのです。

実際に資金0円でせどりを開始できるのか

資金なしでせどりを始めることはオススメしない

結論から言ってしまうと資金0円でせどりを開始することは可能ですが、オススメはしません。

資金なしでせどりを始めることは絶対にやめてください。

店舗せどり、電脳せどり、輸入せどり、どんなせどりだろうが資金0円でスタートは可能です。

なぜなら仕入れにはクレジットカードを使用することが出来るからです。

クレジットカードを仕入れの際に使用すれば、実際の支払いを1ヶ月〜2ヶ月遅らせることができるため、実際に手元に現金がなくとも、実質資金0円でせどりを開始することができるのです。

しかしながら、商品が売れなかったり、利益が思うように伸びず、赤字になってしまった際には、支払いがショートしてしまう危険性が常に隣り合わせにあるので、冷静な判断ができなくなるケースがあります。

資金がない余裕のなさはせどりにとって命取り

例えばせどり初心者は、資金がない余裕の無さから、以下のような状況に陥る可能性が高いです。

焦りから生じる3つのミス行動

焦りから生じる3つのミス行動
  • どんな商品でも仕入れる
  • 少しの損失で大きなストレスを抱える
  • ちょっとの期間でも売れないと値下げをする

それでは1つずつ見ていきましょう

どんな商品でも仕入れてしまう

とにかく早く収益をあげたいという気持ちが

なんでも良いから商品を仕入れなければという行動につながり、少ししか利益が取れないにも関わらず、商品をなんでも仕入れてしまいます。

このような状況に陥ると、10円でも100円でも少しの利益があれば商品を仕入れてしまいます。

例えば、本日時点の相場で売値100円のガムがあったとしましょう。

アナタはそのガムを90円で仕入れ可能なことが分かったので、

棚にあるすべてのガム50個を90円×50個=4500円で仕入れました。

すべて売ることができれば100円×50個=5000円なので、

5000円(売上)ー4500円(仕入)=500円(利益)となります。

ただし、せどりの世界では下記のようなことが日常茶飯事で発生します。

せどりでよく起こる3つのトラブル

・相場の崩れ

・理不尽な返品

・売れ残り

もしこれらが起こった場合、アナタの仕入れたガムはどうなってしまうのでしょうか?

○相場の崩れ

ガムを仕入れた日に確認したガムの売り相場は100円だったが、

いざガムを出品するとなった日には、他のユーザーが80円で出品していた。

もうこの時点でガム1個あたりの仕入れ価格と比較すると10円の赤字になってしまいます。

この相場の値崩れは競合相手が多ければ多いほど発生します。

○理不尽な返品

運良く、うまく相場も崩れずすべてのガムが売り切れたとしましょう。

安心したのも束の間、忘れた頃に返品の通知が届きます。

特にこの返品はAmazonのFBAを使っていると必ずと言っていいほど発生します。。

私の感覚では20回に1回は来るイメージです。

そしてこの返品はFBAを使っている限りどんな理由であろうと基本的に拒否することが出来ません。

ガムが一度開封されていようが、極端な話、噛まれたガムが返品されて来たとしてもです。

またこのAmazonのFBA返品については別記事にて取り上げますので、そちらを是非ご覧下さい。

さて、そんな返品を受けた際は全額返金となってしまいます。

またとても腹立たしいですが、そのAmazonが返品を受けた手数料も全て出品者負担となりますので、仕入れ金額以上の出費となります。

○売れ残り

そして最後、純粋に売れ残ってしまった場合です。

仕入れた時点では良く売れていた商品でもトレンドが過ぎてしまい、全く売れなくなるというのはよくある話です。

そうした売れない商品は最終的には在庫としてすべて抱えることになります。

もちろん抱えてしまった在庫をうまく処理する方法があるのですが、うまくいって仕入れ価格とトントンです。

基本的には赤字となってしまいます。

さて、資金がない場合、こうした3つ全ての場合に対して全く身動きができなくなってしまい、最終的に資金ショートをさせてしまいます。

少しの損失で大きなストレスを抱える

上述のように資金ショートを恐れるがあまり、少しの損失が出た際に大きなストレスを抱えてしまい、不眠や体調不良を招くケースがあります。

心身のストレスは副業どころか、本職までに影響してしまうため、これではせっかく副業を始めた意味がありません。

ちょっとの期間でも売れないと値下げをする

資金がない人にはとにかく余裕がありません。

お金もそうですが、時間に対する余裕もなくなってしまうのです。

例えば、資金を十分に持っていれば、商品が売れなくとも多少期間を開けて売れるまで商品を寝かすことができます。

また詳しく別記事で紹介をしますが、せどりには「寝かし」という手法があります。

その時一時的に商品が飽和し、市場価格が下落したとしても、少し時間をおくと価格がまた元の位置に戻ったり、価格がさらに上がったりします。

もちろん全ての商品がそうとは限りませんが、一度商品の価格が下落してしまっても価格が戻ってくるケースが非常に多いです。

しかしながら、そうしたチャンスを資金がない人は掴むことが出来ません。

なぜならば、仕入額の支払いが最優先事項となってしまうため、価格を下げてでも売り捌く必要があるためです。

こちらもまた別記事で紹介いたしますが、AmazonのFBAではこの価格を下げる行為は、さらなる商品価格の下落を招き悪循環となります。

下手をすると、商品の価格を下げたことにより商品がひとつも売れず、商品価格だけ下がってしまうという最悪な結果となってしまいます。

資金がいくらあれば輸入せどりを開始してもいいのか

さて、いかに資金がない状態でせどりを始めると危険であるかはご理解いただけたかと思います。

それでは実際にいくら資金があれば、輸入せどりを開始して良いのでしょうか?

輸入せどりを開始するにはまずは最低11万円の資金を用意しよう

ブログ記事の中には1万円でスタートできる。というものを見かけますが、私はその金額だとほぼ経費で消えてしまうためオススメしていません。

私がみなさんに提言する準備すべき軍資金額は11万円です。

半端な金額だと思いましたか?あえて10万円ではなく、11万円で提言しております。

まずは、この半端な1万円は初月のAmazonのFBA管理費とFBA倉庫に商品を発送する郵送代です。

そして、残りの10万円はもちろん商品の仕入れ代です。

まずはこの10万円をしっかりと増やすことを意識してください。

ちなみに10万円すべてを商品の仕入れに使用してもらって構いませんが、全く売れないかもしれないと不安に思われる方はその半分の5万円で開始していただいても構いません。

ただし残りの5万円は安心料として必ず持っておくようにしてください。

しっかりと商品のリサーチをすることができれば、10万円分の商品のうち80%は1ヶ月のうちに売り切ることができます。

そして、売れた商品が80%でも利益率が高い商品を選択することができれば、残りの20%をカバーすることもできますし、売れ残った20%はその次の月にも継続して販売し売り切る事ができれば全く問題がありません。

このように軍資金10万円を持っているアナタは「次月までに売り切ってしまえばいい。」という余裕が生まれます。

しかも仕入れた商品の80%をしっかりとした利益で売っていれば、手元に10万円を残した状態で、残りの商品が売れるのを見届ける事ができるのです。

この「余裕」が輸入せどりにおいて成長できる人と成長できない人の分岐点になるのです。

そしてこの余裕は最低でも10万円ないと生まれないと私は考えます。

是非まずは10万円を準備することから始めてみてください。

ちなみに偉そうに書いている管理人のまさんの当初資金は0円でした。

しかしながら、せどりをしてみようと考えた1ヶ月後には10万円+(1万円)をしっかりと準備してせどりをスタートすることができました。

10万円を最速で貯める方法については別記事で記載予定なので是非ご覧ください。

次回はいよいよ輸入せどり販売を副業ビジネスとして始める準備(Amazon準備編)です。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回記事も是非お読みくださいね。

コメント

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